インタビュー

ご自身の薬局を持ち植物療法も行う薬剤師のロベール先生にインタビューさせていただきました。

—ロベール先生にとって植物療法(フィトテラピー)とはなんでしょうか?

(以下全てアラン先生のお話です)

私にとってフィトテラピーは“生き方、ライフスタイルの一部”です。

フィトテラピーは、まず日々の“お皿の上”にあります。そう、食事ですね。伝統的な和食はいいものですよね。フランスも昔と比べてだいぶ食生活が変わってしまいました。加工食品も増えていますしね。そして現代人は食物を摂りすぎています。なのに肝心な栄養素は足りていない。加工されて変化してしまったものではなく、人間の体はシンプルなものが必要なのです。私には息子が3人と娘が1人いますが小さい時からシンプルでバランスのとれた食事を、そして必要なときは植物を用いてケアをしていました。抗生物質を使ったのは、一度あったかな?というくらいです。

私は毎朝コーヒーではなく緑茶を飲んでいるのですよ。緑茶は日本の皆さんは日常的に飲むものですよね。エピガロカテキンガレートの抗酸化作用を意識して飲んでいます。そのほかにも私や家族が毎日欠かさないものは、料理にニンニクを使って食べていること、それからCurcuma(ウコン)のカプセルを飲むことです。毎日の食生活をシンプルにバランス良く、と、そこに補助的にフィトをとりいれていますよ。

自然の一部であるヒトはずっと昔から植物を利用しています。植物の成分は人間の体が知っているものなのです。もちろん薬が必要なときがあります。でも何にでも効く薬はありません。大切なことは毎日の生活を病気になりにくいものにすることです。毎日ティザンヌを飲むことでも水分やたくさんのミネラルなどを摂ることができますね。
そしてフィトテラピーには必ず、正しい知識が必要です。それには薬剤師のサポートが重要になってきますね。


最後に私の座右の銘のひとつをご紹介いたします。


J’ai décidé d’être heureux parce que c’est bonne pour la santé.
 Voltaire

私は幸せになることにした、なぜなら健康に良いからだ。ヴォルテール

以上、ロベール先生のお話でした。

フランスの薬局は処方箋だけをあつかうのではなく、化粧品から医療機器、市販薬、植物ベースの医薬品やサプリメント、精油などがバランス良く取り揃えられています。
ロベール先生も決して植物療法だけに偏っているわけではありません。

街のみなさまの健康をいかにしてバランス良くサポートできるか。明るく穏やかで優しいロベール先生からたくさん学ばせていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。