自己紹介

うめやかおりです。少し私の自己紹介をさせていただきたいと思います。

 

私は薬剤師として調剤薬局に勤務していました。働き始めた二十代前半の頃、忙しさやストレスで体調を崩し、不眠症や重いPMSに悩まされていました。

当時勤めていた薬局で、ちょっとした精油やハーブを取り扱っていたのがきっかけでアロマテラピーを学びはじめ、そこから徐々にフランスや自然療法に興味を持ちました。

そして「いつかフランスに住む!」と思っていました。

 

その後勉強したフランスの植物療法や東洋医学などから、自分自身の体や心の状態を知る事、食などのライフスタイルを見直す事の大切さを学びました。

 

そして念願かなって移り住んだフランスなのですが、簡単には馴染めませんでした。

食生活、気候などの大きな環境の変化に体がついてこれなかったのです。

 

アトピーのような皮膚炎と激しいかゆみに襲われ眠れない日々が続き、そのせいで気持ちも不安定になりました。外にも出なくなってしまいました。

 

フランスにはエルボリストリという昔ながらの薬草薬局があります。そこでは茶剤としてのハーブ(ティザンヌ)やチンキ剤、アロマテラピーの精油やその他サプリメントなどが置いてあります。全てがフィトテラピーに関連するところです。

 

そこでその原因不明の皮膚炎などの不調について相談しに行きました。

勧められたティザンヌを飲みつつ、食事についてのアドバイスを守っていたところ一ヶ月も経たないうちにすっかり治ってしまいました。フィトテラピーの力を身を以て実感しました。

 

フランスのフィトテラピーを学んでいる方でしたら、エルボリステリをご存知かもしれません。でも実はフランスではエルボリステリよりも普通の薬局の方が、アロマテラピーやフィトテラピーのために身近な存在です。日本に置き換えてみると、”漢方”製剤を飲んだことをがある方は多いと思いますが、かかりつけの"漢方薬局"がある方はそう多くはないと思います。

 

フランスの薬局と日本の薬局。比較してみると異なる点がたくさんありとても面白いですし参考になります。

薬局や薬剤師について、別の機会に詳しく書きたいと思います。

 

これまでも専門書などから独学で情報収集を続けていましたが、来年からパリ第五大学のフィトテラピー・アロマテラピー講座を受講することになりました。

 

フランスでフィトテラピーやアロマテラピーを学ぶ場所は幾つかあるのですが、ディプロム(資格、免状)を得られるのは大学のみです。この講座には医師、薬剤師、獣医師、助産師などが参加することができます。

 

今後薬剤師のみなさまに向けて、専門的に学んでいただけるようなシステムを作るのに役立てたいと思います。

 

さいごに

調剤薬局で働く薬剤師は、普段は薬物療法を行う患者さんにしか対面しません。しかし薬剤師は食事や生活習慣の改善をアドバイスできる立場であることを忘れてはならないと思います。

フィトテラピーで学ぶことは薬剤師の業務に大いに役立つと考えています。

(植物を薬の代わりに勧めていこうというものではありませんので誤解のないようにお願いいたします。)